コラム 2022/04/06
捕虫器(ほちゅうき)ってどんな虫対策機器?
4月に入り、暖かくなりましたね。
暖かくなる=虫たちが動き出します。
弊社、朝日産業も捕虫器ムシポンの問い合わせが一気に多くなります。
今回は、捕虫器とは、どんな虫対策機器なのか を改めてご紹介したいと思います。
目次
1.捕虫器ってどんな機械?
2.捕虫器はどうして虫が捕まえられるの?
3.どんな虫に効果的なの?
4.ハエや蚊にも有効なの?
1.捕虫器ってどんな機械?
捕虫器とは、読んで字のごとくですが、
虫を捕まえる機器です。
おもに室内で使用し、工場や店内などに入り込んでしまった虫を捕まえて殺してしまう、機器です。
虫が食品や製品に混入することを防ぐために使用されます。
虫による異物混入対策を行う場合、虫を建物内にいれない、発生させないということが最も重要です。
しかし、様々な対策を行っても、虫が入ってきてしまうリスクをゼロにすることは大変難しいことです。
そこで出番なのが、捕虫器です。
捕虫器は建物や室内に入ってきてしまった虫を捕まえてくれます。
またもうひとつの捕虫器の役割は、虫の侵入・生息状況を監視(モニタリング)することです。
捕虫器に虫が捕まる=虫が侵入してきているまたは、発生している ということが分かります。
虫の発生状況を把握することができれば、対策ができます。
これは捕虫器のとても重要な役割です。
2.捕虫器はどうして虫が捕まえられるの?
では、どのようにして捕虫器は虫を捕まえるのでしょうか。
捕虫器には、捕虫灯と捕虫テープ(捕虫紙)がついています。
捕虫灯は、捕虫ランプ、ブラックライトとも呼ばれ、特殊な紫外線で虫を引き寄せます。
捕虫テープは、捕虫灯によって引き寄せられた虫を捕まえる役目をします。
捕虫灯からは、虫が好む波長である365nm(ナノメートル)の紫外線がでています。
この紫外線は人間の目には見えません。
虫は、この紫外線に引き寄せられて捕虫器についている捕虫灯の周りに集まります。
捕虫テープは、捕虫灯の周りを飛んでいる虫を捕まえます。
特に弊社の販売している捕虫器ムシポンの捕虫テープは、小さな虫を捕まえることを得意とし、
テープの表面には粘度のある糊がついています。
このネバネバの糊に羽があたると、虫はそのまま捕まってしまいます。
3.どんな虫に効果的なの?
よくいただく質問ですが、光に引き寄せられる虫(正の走光性のある虫)に効果があります。
そのため、ほとんどの羽虫に効力があります。
(羽虫の8割が紫外線に寄る性質があると言われています)
ちなみにゴキブリは負の走光性があり、より暗いほうに好んで移動するため、捕虫器は効果的ではありません。
4.ハエや蚊にも有効なの?
ハエや蚊にはいろいろな種類があります。
ハエには光に引き寄せられる種類もいますが、
匂いに寄る習性のあるニクバエ類のようなハエには効果がありません。
蚊については、人が出す二酸化炭素に反応する吸血蚊には残念ながら即効性がありません。
具体的には、ユスリカは実は、蚊ではなくハエ目ユスリカ科に属する昆虫で、走光性があるので効果があります。
しかし、アカイエカ・ヒトスジシマカ(ヤブ蚊)・チカイエカなどの吸血蚊は、人間が大好きなため、
人間と捕虫器が同じ空間に存在した場合、人間の方に引き寄せられてしまいます。
捕虫器の詳しい情報は、商品ページを確認ください。
https://asahi-sg.co.jp/genre/insect-trap/
工場向けタイプのほか、お店の内装になじむインテリアタイプ、LEDタイプもあります。
そのほか、捕虫器や虫の対策に関する質問がありましたら、
お気軽にお問合せフォーム、または電話・FAXでお問合せください。
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https://asahi-sg.co.jp/inquiry/
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