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コラム真空パック器 2024/06/13

液体急速凍結機と真空パック器

液体急速凍結機は、冷凍設備の中でも急速に人気の高まっている設備ではないでしょうか。
先日、開催された食品製造総合展 FOOMA JAPAN 2024でも多くのメーカーが出品していました。

液体急速凍結機とは、アルコール液などの凍らない液体をマイナス30度程度まで冷やし、その中に食品をつけて凍結する機械です。
食品に冷たい液体が密着するため、熱伝導率が高く、より早く食品を凍結することができるのが特徴です。
そしてより早く凍らせることで、食品のおいしさを落とすことがなく、冷凍することができるのです。

例えば、一般的な冷凍庫で食品を凍らせた場合と、液体急速凍結機で冷凍した場合を比べてみましょう。
一般的な冷凍庫で凍らせるよりも液体急速凍結機で冷凍した方が早く凍らせることができます。
1時間かかるものが3分で凍結!なんてことも。

そして、食品を凍らせる際に、美味しさ損なってしまう原因のひとつが“氷結晶 ”です。
水を凍らせると体積が増えて膨張することは皆さんもご存じですよね。
水が膨張する現象が食品の細胞の中でも起こります。そして膨張した水(氷)は、食品の細胞を破壊してしまうのです。
そうすると、肉や魚の場合は、解凍した際にドリップがでて、旨味も一緒に食品から失われてしまいます。
液体急速凍結

一方、急速凍結機で冷凍すると氷結晶を小さく保ったまま凍らせることができます。
これは、急速凍結機で冷凍した場合、氷結晶が粗大化しやすい温度帯−1℃から−5℃(最大氷結晶生成帯)をより早く通過することができるためです。

液体急速凍結機の手順

1.食品を真空パックまたは脱気パックする。
液体につける際に、袋の中の空気を抜くことで、熱伝導率を高めるためです。
液体急速凍結機の能力を最大限に活かすためには欠かせない工程です。
hippo_salmon_s

2.液体急速凍結機の液槽に入れて凍結。

 

 

真空パックするため、冷凍後も乾燥を防ぎ、風味や美味しさを長く保つことができます。

真空パック器&急速凍結された食品は様々なビジネスで活用されています。
小分けにパックしておくことで、鮮度も保ちつつ、開封時の調理の手間を少なくすることも可能です。

・販売(ネット通販、無人販売所、冷凍自動販売機)
・レストラン(食材保存、フードロス対策、時短提供)
・キッチンカーでの料理販売の下準備として

 

 

当社では、液体急速凍結に必要な真空パック器を製造販売しております。
是非お問合せください。

 

 


 

【商品詳細】
真空パック器DUCKY(ダッキー)
https://asahi-sg.co.jp/products/ducky/
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DUCKYの上位機種
自動操作で便利な業務用真空パック器HIPPO(ヒッポ)
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