コラム 2022/07/12
真空パックした冷凍野菜でおいしくフードロスを減らす
フードロスについてはSDGSの目標の1つにも掲げられ、注目が高まっています。
飲食店にとっては、環境問題としてだけではなく、経営の観点からもとても重要な課題です。
せっかく仕入れた食材を無駄に廃棄してしまうと、経費(購入費用)が余分にかかり、
コストが増えることになります。また、廃棄の費用も増えます。
食品が廃棄されてしまう原因は、過剰な仕入れや客の食べ残しなど様々ですが、
少しでも効率よく食材を使用するために、食品の保存方法を工夫する飲食店経営者の方は
多くいらっしゃいます。
今回は、食品保存の方法の提案として、
野菜を真空パックして冷凍して保存、そして調理していきます。
冷凍保存するときの注意点は冷凍焼けですが、
真空パックをすることで冷凍焼けを防ぎ、おいしさを保って冷凍保存ができます。
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冷凍焼けとは…
冷凍庫内は非常に乾燥しています。
冷凍庫に保存しているうちに、食材の水分が抜けてしまう現象をいいます。
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野菜は冷凍すると、おいしくなくなる、というイメージがある方も多いと思います。
実際、野菜には冷凍に向いているもの、むいていないものがあるようです。
しかし、冷凍することで、おいしさがアップしたり、調理の工夫ができる食材もあります。
保存方法
真空パックロボHIPPO(ヒッポ)を使って真空パックします。
真空パックしておくことで、冷凍焼けを防ぎ、おいしさを保って冷凍保存ができます。
真空パックロボHIPPO(ヒッポ)の商品情報はこちら
https://asahi-sg.co.jp/products/hippo/
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冷凍タマネギのオニオンスープ
冷凍トマトのまるごとコンソメ煮
冷凍ダイコンの煮物
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冷凍玉ねぎでオニオンスープ
タマネギは冷凍すると、細胞が壊れて水分が抜けやすくなります。
加熱するとすぐに水分がでてきました。
水分が抜けやすくなったタマネギは、時短で飴色タマネギにしやすくなります。
同じ時間加熱しても、冷凍玉ねぎの方が水が抜けてしんなりしているのが分かります。
水を加え、コンソメ等で味を調えれば、オニオンスープのできあがり。
冷凍トマトのまるごとコンソメ煮
トマトを冷凍してすりおろして使う、という方法はよく目にすると思いますが、
今回は冷凍したトマトをそのまま使います。
冷凍することで細胞が壊れ、そこに出汁やスープが染み込みやすくなり、
時短でおいしく仕上がります。
鍋にコンソメやハーブを入れて煮ます。
10分ほど煮て皮をそっとはがしたらできあがり。
冷凍大根の煮物
これもトマトと同様に、細胞が壊れることで出汁がしみしみのおいしい煮物が出来上がります。
通常の大根を煮たものと、冷凍の大根を煮たものを比較。
数時間置いてから、しみ具合を確認。
冷凍ダイコンの方が中心まで味がいきわたっていました。
ポイントとしては、冷凍大根は皮を通常より厚めに切っておくほうが良さそうです。
皮の近くは繊維が多いので、冷凍して水分が抜けると少し硬い食感になってしまいます。
今回は3つの野菜を真空パックして冷凍、調理してみました。
真空パックロボHIPPOは操作が簡単で、簡単に真空パックできます。
いろんな活用法をぜひ試していただき、フードロスの削減はもちろん、新しくおいしい料理を作ってみていただきたいです。
今回使った機械は真空パックロボHIPPO(ヒッポ)
商品情報はこちら
https://asahi-sg.co.jp/products/hippo/
お問い合わせはこちら。
https://asahi-sg.co.jp/inquiry/
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