コラム 2024/08/23
超音波溶着器で合皮を溶着
超音波溶着器を使って合成皮革を溶着してみました。
■素材
ポリウレタン、厚みは0.5mmの合皮
■使用した機器
ドットライン溶着器リニアキュッパ(https://asahi-sg.co.jp/products/linearquppa/)にオプションの一文字チップを装着。
今回はより溶着強度が強くなりやすい、一文字チップを使って溶着しました。
■溶着テストと結果
一文字チップをつけた超音波溶着器リニアキュッパで、ひたすら連続溶着していきます。
手で引っ張っても剥がれない程度に強く溶着できました。
通常チップの点線(ドットライン)溶着も試しましたが、手で布を強く引っ張ると剥がれてしまいました。
これまでの溶着テストの経験では、ポリエチレンの布やポリプロピレンの不織布の場合、点線溶着後に手で引っ張っても剥離することはあまりなかったです。
(↑不織布)
しかし、今回溶着テストを行ったポリウレタンの合皮はそれらの素材に比べ、やや溶着強度のでにくい素材のようでした。
点線溶着よりも、ポイント溶着を繰り返してつなげる方が溶着強度がでました。
試しにミニチュアバッグを製作しました。
裏返す際も問題なく、剥離せずにしっかり溶着できていました。
服飾雑貨や座席カバーなどの合成皮革商品の中には、細かな部分の補正や修正などに超音波溶着器が使われているものがあります。
今回はポリウレタン合皮の溶着をご紹介しました。
超音波溶着器は素材や、厚みによって溶着強度が異なります。
当社ではお客様の素材での溶着テストを承っています。
ご希望の場合は、お問合せください。
商品詳細
超音波溶着器リニアキュッパ
https://asahi-sg.co.jp/products/linearquppa/
【お問い合わせ】
https://asahi-sg.co.jp/inquiry/
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