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コラム 2022/08/30

真空パック器の選び方(家庭用・脱気シーラー・真空包装機)

 

真空パック器を使用し、袋の中の空気を抜くことで、
中に入れた食品の保存期間を長くすることができます。
保存期間を長くする以外にも、低温調理の際に活用されたり、販売用の包装のために使用されます。
ここ最近では、食品価格の高騰や、コロナによるテイクアウト需要、急速冷凍の普及のため
更に真空パック器の需要が増えています。

 

そんな真空パック器ですが、家庭用真空パック器、脱気シーラー、業務用真空包装機
と呼ばれる3つの種類に主に分けられ、それぞれに特徴が異なります。
今回はこの3種類の違いをご紹介します。

vacuumsealers

 

まず、家庭用の真空パック器について。

household_vacuumsealer

家庭用真空パック器は、ホームセンターや家電量販店で販売されています。
数年前に低温調理機が流行した際に併せて購入した、という方も多いかもしれません。

メリットは、機械価格が1万円以下のものが多く、初期投資が少なくて済むことです。

デメリットとしては、専用の袋が必要となるためランニングコストが高くなることです
専用の袋はコストが高く、毎日使用する業務用としての役割を担うには、
ランニングコストがかかりすぎてしまうのが難点です。
また液体や粉ものの真空パックには不向きなものが多いです。

専用袋は中にエンボス(でこぼこ)があります。
そのため商品を販売される目的や、中身(商品)を入れたときの見栄えを気にされる方には
不向きかもしれません。

また、家庭用真空パック器の中には、水気を含む食材の真空パックに対応していない機器もあります。
購入前には確認しておくとよいと思われます。

家庭用真空パック器の最大の魅力は価格です。
初期費用を押さえたい方、毎日たくさん使うのではなく、家庭で週に数回程度、
真空パックしたいだけの方にはお勧めです。

vacuumbags

 

次に、最も上位機種となる真空包装機について。

chamber_vacuumsealer

真空包装機の最大のメリットは、真空度です。
食品の中の空気までもを抜くことができる高性能な機械です。
高い真空度でパックできるため、真空調理とよばれる真空圧を利用した調理も可能です。

また、家庭用の真空パック器とはちがい、業務用の真空袋が使用できるため、
ランニングコストとなる袋代が安くすみます。

液体や粉の真空パックもでき、汎用性も高いです。

デメリットとしては、高性能な分、高価な機械であることです。
小型機でもおよそ50万円~の予算になります。
また1パックずつの工程に少し時間がかかり、大きく重量のある機械なので
設置スペースを確保する必要があります。

気になる方は、弊社HPにも一部商品を掲載しているので、確認ください。
https://asahi-sg.co.jp/genre/vacuum-packer/

予算と設置スペースがあれば、調理にも販売にも活躍し、
真空パックでできることのほとんどすべてを叶えてくれる
とても高性能な機械です。

 

 

最後に、上記で紹介した2機種の中間クラスとなる、脱気シーラーについて。

nozzletype_vacuumsealer

脱気シーラーはノズル式真空パック器とも呼ばれ、家庭用真空パック器と業務用真空包装機の
中間にポジショニングするような機器です。
家庭用としても業務用としても利用されます。

価格帯は4~20万円程度。
メリットは、比較的初期投資を押さえて、業務用の真空袋を使った真空パックが可能であることです。
業務用の真空袋を使用するため、ランニングコストを抑えて真空パックができます。
真空度は、上記の業務用真空包装機を99.9パーセントとした場合、
脱気シーラーは80パーセント程度になります。

小型で軽量な機械なので、小さなレストランの厨房でも使用しやすいです。
また、液体の真空パックができますが、液体をパックするときの真空度はあまり高くなりません。
粉物の真空パックは難しいです。

デメリットとしては、使い方にコツがあることです。
難しいコツではないのですが、脱気シーラー(ノズル式真空パック器)を、
初めて使う際には説明書を読んで、
使い方の理解をしてから使用する必要があります。

▶使い方動画(脱気シーラー/真空パック器HIPPO)

https://youtu.be/-VOMO5S8hIQ

家庭用真空パック器とは違い、ランニングコストの袋代を押さえ、かつ初期投資を押さえて真空パック器を
導入することができるのが脱気シーラーです。
毎日真空パック器を使いたい、でも初めてのことだから、初期投資を押さえて
真空パック器を購入したい、という方が脱気シーラーを検討されることが多いです。
事業が軌道に乗れば、上位機種の真空包装機に買い替えようという方もいます。

 

 

3つの真空パック器(家庭用真空パック器・脱気シーラー・真空包装機)にはそれぞれ異なる特徴、メリット、デメリットがあります。
使用用途や真空パックしたいものに合わせて最適な機械を選んでください。

threetypes

 

弊社では、取扱いしている脱気シーラーのデモ機を用意しています。
まずはお問合せいただき、実際に試していただいてから最適な機種を選んでいただくことも多いです。

▶ご希望の方は、弊社問い合わせ窓口よりお問合せください。
お問合せフォーム

 

〇おまけ〇
真空袋について
実際に脱気シーラーや真空包装機を使用するにあたり、
業務用真空袋はどこで購入できるのか、という質問をよくいただきます。
インターネットで検索をされる場合は、“ナイロンポリ袋”や“業務用真空袋”と
検索してみてください。
また、お近くの取扱店をグーグルマップなどで探される場合は、包装資材店を検索し、問い合わせをしてみてください。
どこの包装資材店でも真空袋を取り扱っているわけではないので、足を運ばれる際は、一度電話で確認された方がいいと思われます。

弊社の関連会社 中部総業オンラインストアでも販売しています。
ご活用ください。
https://www.chubu-sg.co.jp/

 

 

 

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弊社取扱いの真空パック器(脱気シーラー)はこちら。
真空パック器DUCKY(ダッキー)
https://asahi-sg.co.jp/products/ducky/

DUCKY

真空パックロボHIPPO(ヒッポ)
https://asahi-sg.co.jp/products/hippo/
HIPPO

▶ダッキーとヒッポの違いは、よくある質問をご覧ください。
https://asahi-sg.co.jp/faq/faq-4331/

 

 

▶お問い合わせはこちら
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