コラム 2024/01/17
色んな生地(化学繊維)を溶着テスト[超音波溶着器リニアキュッパ]
超音波溶着器リニアキュッパL-QP-01を使って色んな種類・厚みの生地(化学繊維)を溶着テストしました。
超音波溶着器リニアキュッパ
https://asahi-sg.co.jp/products/linearquppa/
超音波溶着器リニアキュッパは接着剤やテープを使わずにドットラインで溶着、点線を描くように線状に素材を溶着をします。
ハンドピースの先端についている歯車を回転、スライドさせながら使用します。
ドットライン(点線)を描きながらシールすることができ、袋や不織布などのシート状の素材に使用できます。
超音波溶着器リニアキュッパL-QP-01を用いて、各種布地の溶着試験を行いました。
一般的に超音波溶着器は熱可塑性樹脂でできた生地の溶着が可能です。
しかし、超音波溶着器リニアキュッパL-QP-01は、溶着チップの形状により、溶着しやすい素材と、溶着しにくい素材があります。
また、最近では環境に配慮した新素材も増えてきているため、弊社では溶着テストも承っております。
溶着したい素材のサンプルを弊社までお送りください。
溶着結果をご報告し、ご希望であれば溶着したサンプルを返送いたします。
お気軽にお問い合わせください。
用意したサンプル
1. 0.1mm ナイロン
2. 0.2mm ポリエステル
3. 0.4mm ポリプロピレン
4. 0.3mm ナイロン
5. 0.7mm ポリエステル
6. 1.5mm アクリル
7. アクリルニット
1. 0.1mm ナイロン
[結果]
良好
2. 0.2mm ポリエステル
[結果]
良好
3. 0.4mm ポリプロピレン(不織布)
[結果]
良好
4. 0.3mm ナイロン
[結果]
良好
5. 0.7mm ポリエステル
[結果]
良好
6. 1.5mm アクリル
[結果]
溶着不可
分厚い生地のため、チップが回転せず、点線溶着することはできませんでした。
ポイントシーラーのように点溶着することは可能でした。(写真では5カ所溶着)
7. Acrylic knit
[結果]
溶着不可
ニット素材は、素材を構成する繊維に隙間が多いせいなのか?溶着できませんでした。
溶着結果まとめ
1 0.1mm ナイロン – 良好
2. 0.2mm ポリエステル – 良好
3. 0.4mm ポリプロピレン(不織布) – 良好
4. 0.3mm ナイロン – 良好
5. 0.7mm ポリエステル – 良好
6. 1.5mm アクリル –溶着不可
7. アクリルニット – 溶着不可
超音波溶着器リニアキュッパは、通常のシーラーでは接着しずらい細かい部分や、接着剤などを使用せずにとめたい場合に非常に便利です。
ただ、素材の種類や厚みによって仕上がりが異なります。
弊社ではシールテストを承っています。シールしたい素材のサンプルを弊社までお送りください。
シール結果のご報告、シールしたサンプルの返却を行っています。
お気軽にお問い合わせください。
動画
https://youtu.be/7stnzX5w0vc?feature=shared
【お問い合わせ】
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【商品詳細】
超音波溶着器リニアキュッパ
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