自己破産後でもOKのカードローンはある?借入成功するコツ

自己破産は、一般的に今後借金ができなくなるといわれています。そのため、「自己破産後でお金がない!借入が新たにできずに困った!」という状況に陥っている方も少なくありません。自己破産をする時に、様々なところから「借入はしばらく難しい」と言われた方も多いでしょう。

実際に自己破産後の借入は簡単ではありません。自己破産をするとローンが組めなくなるという口コミから「ローンも組めないのだから、カードローンの利用は不可能だ」と思い込みがちです。

しかし、自己破産した後はお金を借りることはできないのかといえば、必ずしもそうとは限りません。その後の状況や申込先によっては、即日でお金を借りることはできます。

そう、自己破産でもお金を借りられるのです!しかも、ケースによっては自己破産1年で融資を受けられる場合もあります。

ただし、お金を借りるためにはある一定の条件をクリアしている必要があります。自己破産でも借りられる業者や、借りるための条件などをご紹介します。自己破産後に借入を考えている人は要チェックです。

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自己破産のどういう状況ならばお金を借りられるのか、借入先はどこなのかを、自己破産というものについても含めて説明します。

まずは自己破産について正しく知ることが大切

お金の返済や負債に首が回らなくなった!そんな人が考えるのが自己破産です。自己破産をすれば、負債を免除してもらえます。もちろん、そう簡単にできるものではないのですが、カードローンの利用者の中には必要に迫られて自己破産の選択をする人もいるでしょう。

自己破産は、債務整理の中のひとつ。債務整理は、借金が支払えなくなったことを裁判所や債権者(銀行や消費者金融など)に認めてもらい、返済の軽減をしてもらうように行う手続きのことです。借金や負債が対象となり、クレジットカードもカードローンももちろん対象となります。

裁判所の司法統計によると、令和2年度の破産者の新受件数は78,104件数です。カードローンに限定した数ではないのですが、実際にこれだけ多くの破産者がいることがわかります。

自己破産をすると、カードローン会社などからの取り立てを防げることも自己破産のメリットです。その他のメリットとしては、やはり借金の免除や財産の一部は残せる点が挙げられます。

ちなみに、自己破産は申し立てればすぐに認められるわけではありません。ケースにもよりますが、長くて1年以上かかる場合もあります。自己破産をすぐにおこないたいと考えている方も、ある程度は期間が必要だということを覚えておきましょう。

債務整理手続きは自己破産以外にも任意整理などもあるので、カードローンの返済ができないけど自己破産したくない場合は他の債務整理手続きを検討してください。

カードローンの自己破産以外の債務整理をする時に、どの手続きをすれば良いのかよくわからない方は専門家の方に相談する事をおすすめします。

生活保護を受けている方もカードローンなどの借金がある場合には自己破産手続きすることができます。

ただし、生活保護の方は自己破産以外でカードローンの債務整理をすることは難しいです。

自己破産にはメリットもありますが、デメリットもあるので、ローンを利用する場合は自己破産するような状態にならないように利用することをおすすめします。

債務整理でお金を借りるのは実は厳しい。自己破産のデメリットを知る

よく自己破産すると人生の終わりのように考える人がいますが、あまり悲観的になるのは良くないです。確かに金銭的なやりくりでの失敗が原因でしょうが、人生をやり直しするためにある法的手段です。

自己破産は、カードローンでの失敗のやり直しの手段になる債務整理の中のひとつの方法です。債務整理は3つの方法があり、それぞれに手続きが必要です。手続きにより借金額が減ったり無くなったりしますが、基本的に弁護士や司法書士などの専門家の協力が必要になります。

債務整理の方法(手続きの種類)

  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産

その中の最終手段といわれる自己破産は、借金を免除(免責)してもらえる方法になります。裁判所に免責許可を確定されれば、カードローンの返済をしなくてよくなるということです。

また、カードローンを延滞すると督促の電話など取り立てされる事もありますが、自己破産すると取り立てはなくなります。

カードローンでできた借金だけではなく、ギャンブルでできた借金なども場合によっては自己破産できることがあります。

しかし、自己破産にはいくつかのデメリットがあります。カードローンで返済が困難の時に自己破産をするなら、自己破産をするとどうなるのか理解してから自己破産の手続きする事を検討してください。

  • 財産を清算する必要がある
  • 一定期間特定の職業に就けない
  • 信用情報機関に自己破産の記録が一定期間残る

自己破産をする場合、手続きに費用が必要になる事もあるので、自己破産するならかかる費用についても確認しておく必要もあります。

相談先によっては無料で相談に乗ってくれる専門家の方もいるので、借金返済で困っている時の相談先は無料で相談を受け付けている相談先がおすすめです。

この中で今後お金を借りる時に一番問題なのが、信用情報機関に自己破産の記録が残ることです。ちなみに、任意整理や個人再生も記録の表記が違うものの同様のデメリットがあります。

自己破産をすると一定の期間カードローンを組めなくなるので、自己破産後にお金がない時にお金を借りる事ができないので注意しましょう。

カードローンで返済できなくなり自己破産すると、他にも家族や会社にばれてしまう、引っ越しができなくなるなどのデメリットもあります。

もしもカードローン以外にも債務があり、家族が保証人になっている場合などは自己破産がその人に知られてしまうでしょう。しかも保証人や連帯保証人に対して、債務残高の一括返済が請求されてしまうため、多大な迷惑をかけてしまいます。

家族が保証人になっていない場合でも、自己破産に関する書類が自宅に届くため、同居家族がいれば破産手続きについてバレる可能性があります。

カードローンなどの延滞で自己破産をすると財産がなくなり、少なからず家族にも影響を与えるので、家族に与える影響にも注意が必要です。家族にバレずに債務整理をしたい、と考える人も多いと思いますが、自己破産を検討する際には事前に家族に相談した方が無難かもしれません。

また、銀行カードローンは口座凍結されるというデメリットがありますので、預金残高がある場合は弁護士へ自己破産の依頼をする前に出金しておきましょう。

口座が凍結されると給与の振り込みやスマホ料金などの料金支払いもできなくなってしまうので、口座凍結した場合は注意しましょう。

さらに、カードローンの借金が返済できずに自己破産をすると、保証人にカードローンで返済できない金額が請求され、保証人に迷惑がかかります。

自己破産にもデメリットがあるので、銀行や消費者金融のカードローンを利用する場合は、自己破産しないようにローンを利用するようにしましょう。

自己破産者がお金を借りられない理由は信用情報機関に記録があるから

自己破産を含む債務整理はお金を借りることができないといわれる理由は、各金融機関がカードローン等の申込時に審査で信用情報の記録をチェックするからです。信用情報は、個人の過去のクレジットやローン等の契約や利用記録のことを指し、融資をするのにその個人がどれだけ信用できるのか、審査の判断材料になるものです。

信用情報を記録している信用情報機関は3機関あり、銀行や消費者金融はそのどれかに加盟登録して信用情報の照会や登録を行います。

自己破産は、手続きを行うと信用情報機関にその旨が記録されてしまい一定期間残ることになります。そのため、どのカードローンに申し込みしても自己破産の事実がわかってしまい、融資できないと判断されて審査に落ちるという結果になってしまうのです。

これはカードローンだけが該当する訳ではなく、自己破産をするとクレジットカードなど、信用情報を元に審査を行うローンを組めなくなる可能性が高いです。

自己破産の記録が残る期間は、それぞれの信用情報機関で違います。

信用情報機関 自己破産の記録保有期間
株式会社日本信用情報機構
(JICC)
当該事実の発生から5年を超えない期間
(契約日2019年9月30日以前)
契約継続中及び契約終了後5年以内
(契約日2019年10月1日以降)
株式会社シー・アイ・シー
(CIC)
契約期間中および契約終了から5年間
(免責許可決定が確認できた会社によるコメント登録がされた報告日から5年間)
全国銀行個人信用情報センター
(KSC)
当該決定日から10年を超えない期間

(2021年10月6日現在)

ここにある期間は自己破産に関係した記録期間であり、一般的な契約内容や利用状況の記録は、基本的に契約終了後5年間は残ることとなります。自己破産に関しては、自己破産が決定して債権者への連絡と手続きが済めば契約も終了したことになるため、この期間を参考にしてもらえばいいです。

ちなみに任意整理や個人再生の記録は、信用情報機関により記録の仕方が違うので記録期間が変わってきますが、それでも5~10年間は記録が残ることになります。

つまり、自己破産などをすると1年で融資することは難しいので、債務整理はよく考えて行うことをおすすめします。

ただし、自己破産後すぐに借り入れができないわけではなく、金融機関によっては自己破産後すぐでも借りられる可能性があります。

実際にはブラックリストというものは存在しませんが、この期間がよくブラックといわれる状態になります。絶対ではありませんが、この間にカードローンに申し込みしても審査に落ちる可能性は大きいです。この状態になると融資を受けるのは難しくなってしまうでしょう。

さらに、審査に通りたいのであれば、無闇に申し込みをするのはよくありません。審査に落ちてからすぐに申し込みをしてしまうと「申し込みブラック」という状態になります。よく言われる「絶対通るおまとめローン」というのは、難しいでしょう。

信用情報機関に記録が残っている間は、基本的に新たな借金はできないと思っておいたほうがよいかもしれません。

自己破産したら今支払っているローンはどうなるの?

自己破産をするとあらゆる免責許可が得られます。ローンの残高についても例外ではありません。任意売却や競売にかけられることにはなりますが、ローン自体は払う必要はなくなります。しかし、ローンの支払いが終わっていない自宅や車は競売にかけられたり、任意売却を迫られるため手元から無くなってしまいます。

そのため、今利用している自宅や車を自己破産後は利用できなくなる場合がほとんどです。自己破産をしたらローンを一切払わなくてよくなりますが、使っていたものを没収されてしまうのです。自己破産をすれば、ローンはなくなりますが今までの生活を捨てなければならない可能性もあります。

本人以外の家族には影響はないと言われていますが、車や自宅が使えなくなるという点では大きな影響を受けてしまいます。場合によっては、今までの生活が180°変わってしまうことも。家族がいらっしゃる方は特に慎重に判断した方がよいです。
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また、自己破産をすると近所や友人や知人に知られると気まずくなってしまうことも。経済的にも生活的にも人間関係的にも、環境を激変させてしまうのが自己破産です。自己破産はとてもありがたい制度ですが、気軽に利用するものではないということを覚えておきましょう。

自己破産後でもローンを組める!

「自己破産後だけどローンを組めた!」そんな口コミを見て驚いた方はいませんか?前述したように、自己破産をすると信用情報機関に記録が残ります。

しかし、この記録は5〜10年で削除されます。つまり、自己破産をしても5〜10年経てば融資を受けることもできますし、カードローンを契約することも可能なのです。

自己破産しても借りれるのは事実ですが、自己破産後1年で融資することはできませんし、審査や在籍確認なしになることはありません。また、自己破産でも借りれる銀行や消費者金融などはありますが、自己破産後5年以内でも融資は難しいです。

自己破産後に信用情報がクリアになっていれば、消費者金融だけではなく銀行のカードローンなどでも融資を受けられる可能性があります。

自己破産した方も大手消費者金融のキャッシングなら即日融資も可能なので、急いでいるときにお金を借りられます。自己破産後すぐに借り入れできる自己破産でも借りれる銀行カードローンはありませんが、時間が経過すれば利用できるので、低金利で借入したいなどといった時には銀行カードローンがおすすめです。

自己破産後に融資を受けるなら自己破産でも借りれる銀行ローンや労金ローンの利用も検討してください。

自己破産しても借りれる金融業者として、大手ではなく中小消費者金融もあげられます。中小消費者金融は独自の審査基準を設けているため、自己破産を含め債務整理後でも融資可決の可能性があります。

過去、自己破産でも借りれる銀行ローンもありますが、銀行ローンの場合は審査を行う保証会社を確認しましょう。

なお、自己破産後は期間が経てばカードローンだけではなく住宅ローンなどを組む事もできるようになります。

自己破産後に時間が経過すればクレジットカードを作れる可能性も出てくるので、必要に応じて審査を受けてみると良いでしょう。

「車のローンを組めた」「カードローンで借入できた」などの口コミは嘘ではなく、自己破産に関係した記録が消えたからということです。そのため、自己破産後にお金がない場合はカードローンなどのローンでお金を借りることができます。

自己破産後にお金がない時、自己破産者でも借りられるローンを利用する場合は口コミだけではなく、自分の目でも安全なのかよく確認してからローンに申請してください。

自己破産後はカードローンだけではなくカーローンを組む事もできるので、自動車などを購入する場合はカーローンもおすすめです。

とは言っても、融資を申し込んだ時点の収入状況によってはローンを断られる場合もあります。

自己破産後、5〜10年経過しているから必ずローン審査をクリアできるというわけではないので注意をしてください。自己破産後に5年から10年経過しても、その時の収入状況などによってはカードローンや住宅ローン、カーローンを組めない可能性もあります。

自己破産後に借入できる消費者金融や銀行カードローンはありますが、ローンを組むなら自己破産をしないようにローンを使うことが重要です。

口コミでは自己破産でも借りられる中には大手以外の金融会社もありますが、違法金融会社の可能性もあるので自己破産者でも通るカードローンを利用する場合は安全性の確認も行ってください。

自己破産でも借りれるローンだけではなく、自己破産者支援の融資制度もあるので、自己破産した方は利用できる可能性もあります。

記録期間が重要。自己破産の時期を覚えていない時は情報開示で確認

もし自己破産の手続きをしてから時間が経ち、「今の自分の信用情報がどのようになっているのかわからない、心配だ」という人は、手数料は必要ですが自分の信用情報を開示請求することで知ることができます。

信用情報機関 手数料 申込方法
JICC  1,000円(税込)
現金500円(税込/窓口のみ)
※郵送オプションを利用する場合は、別途手数料必要
スマートフォン
郵送
窓口
CIC 1,000円(税込) 
現金500円(税込み/窓口のみ)
インターネット
郵送
窓口
KSC 1,000円(税込)+コンビニでの事務手数料(本人開示手続き利用券) 郵送のみ

※窓口は、状況により利用できないことがあります
※JICCでは、状況により郵送手続きの利用ができない場合があります

開示請求先がわからない時は、自分が借り入れ、自己破産をした金融機関の契約書やサイトにある同意事項を見ると加盟先がわかります。

信用情報の開示には「費用がかかる」「開示した履歴が残る」といったデメリットはありますが、開示したことがローン審査に影響を与えることはありません。

申請後の回答方法によっては時間がかかってしまうのですが、もし時間がある場合は、開示請求して自分の信用情報の記録を知ると申込先を検討する参考になるでしょう。

インターネットからの開示手続きであればすぐに確認できますが、郵送で手続きする場合は10日ほどかかることもあります。

また、自己破産の免責決定の通知が何らかの理由により債権者に連絡が入らなかったがために、自己破産の記録が信用情報に記載されなかったという事例もあるそうです。この場合、最悪、契約と延滞等の記録が残っているかもしれません。

できれば新たにローンの申し込みをする前に、自分の信用情報を確認することをおすすめします。

自己破産した時期と今の状況を見極めてから申込先を選ぶ

申込先については後で説明しますが、自己破産の後の信用情報の状況により、申込先を検討した方がお金を借りられる確率が上がります。金融機関によってカードローンの審査に特徴があるため、闇雲に借り入れの申し込みをしても審査に落ちるだけです。

ましてや自己破産者はお金を借りるのが難しいです。審査に通る確率を上げるためにも、申込先はよく考えた方が良いです。

自己破産をした金融会社のローンの審査にはまず通らないので、利用したことがあるローンに申し込みをしないようにしましょう。

ちなみに任意整理や個人再生は、手続きが終わってもそこからまだ残りの借金の返済があり、借金の返済が終わるまでが債務整理中や任意整理中ということになります。そのため、対応や申込先が違ってきます。

金融機関にとっては債務整理の中でも自己破産が最も重く、警戒されやすい方法です。そのため任意整理しても借りれる会社はあっても、自己破産しても借りれる会社となるとかなり数が限られます。

中小消費者金融であっても自己破産を理由に断られる可能性がありますから、フリーローンなども検討してみてください。

自己破産の手続き途中でお金を借りると自己破産ができなくなる

自己破産は、裁判所に申し立てをして自己破産が認められればそれで終了となります。しかし、勘違いや急いでいて免責許可が下りてなくてもお金を借りようとする人がいます。

自己破産の手続きの最中ならば厳しくてもお金を借りるのはやめるようにしましょう。

実は、法律的にはお金は債務整理中でも借りられます。ただし、手続き中にお金を新たに借りたことがバレてしまうと、裁判所から自己破産の免責許可がおりなくなる可能性があります。個人再生も同様で裁判所の手続きが必要ですが、バレると同じように棄却される恐れがあります。

自己破産の手続き中は経済的に大変なことが多いですが、手続きを始めると該当の借金の返済の催促は止まります。その分、なんとかやりくりして新たな借り入れをしないようにしましょう。

「自己破産後、お金がないのは困るから今のうちに借りておこう!」「生活費のお金がないからカードローンを利用しよう!」と、思う気持ちはよくわかりますが、我慢しましょう。

自己破産した借入先には二度とお金は借りられないため申し込みしない

自己破産した後のカードローンの申込先の検討するのに、注意しなければいけないことがあります。自己破産の記録が信用情報機関から消えたとしても、自己破産をした金融機関では今後一切審査に通らないという件です。

各金融機関などでは、信用情報機関とは別に自己破産した記録が社内に半永久的に残ることになります。そのため、その金融機関では何年経とうが審査に通ってお金を借りることはまずできないと考えてください。

また、銀行でもカードローンの保証会社として消費者金融が関わっていることもあるため、銀行へ申し込みする場合も注意が必要です。例えば自己破産をした時に契約していた消費者金融が、申し込みを検討している銀行カードローンの保証会社になっている場合は審査落ちになってしまう可能性があります。

今後、カードローンの申込をする際には、今まで利用したこのない消費者金融に申し込みをしましょう。

手間なこともありますが、お金を借りるには大切な内容で、ここを間違えて急いで見込みのない借入先に申し込みすると更に困難な状況になり兼ねません。適当に申し込みするのではなく、しっかりと自身の状態を理解してから取り掛かりましょう。

ローンを抱えたまま自己破産をするとどうなるの?

自己破産をするとあらゆる免責許可が得られます。ローンの残高についても例外ではありません。破産をすることで、ローンの名義人はローンの返済から解放されます。ただし、そのローン残高は連帯保証人に請求がいってしまいますので注意をしましょう。

では、ここで一つ疑問が残りますよね。払い終わっていない自宅や車などはどうなるのでしょうか?実はそのまま使い続けることはできません。自己破産をすると、持っている財産は基本的に競売にかけられます。20万円以上の財産が差し押さえとなりますので、高価なブランド品や衣類も競売対象となります。もちろん不動産なども同じです。

原則として、自己破産をしても家族の財産まで差し押さえの対象とはなりません。ただし子ども教育ローンや将来に向けての貯金・保険などは対象になるため、家族に与える影響も大きいかもしれません。

そのため持ち家や自家用車は結果的に失うことになります。持ち家だった場合は、自己破産をすることで住む場所がなくなってしまうということです。自己破産をしてお金がない状態で、新たに家を探すのは簡単ではないでしょう。

「自己破産をしたらローンを払わなくて済む!」と、安易に考えないほうがいいでしょう。しかし、自己破産をするのは絶対にダメというわけではありません。自己破産をすることで、返済から解放され新しいスタートを切ることができます。

自己破産のメリット、デメリットを理解してから判断するようにしましょう。

医療ローンが払えない時に自己破産する事も可能

医療ローンを組んでいる方で、支払いができなくなった場合も自己破産など、債務整理できます。医療費滞納をしている方で自己破産など、債務整理のことがよくわからないという方は、専門家に相談をして医療ローンの債務整理をするか検討してみると良いでしょう。

ただし、医療ローンの支払いできないときに自己破産できない事もあります。例えば美容整形をして医療費滞納した場合が該当します。

自己破産でも借りれる?消費者金融カードローンは破産情報が消えればOK

法律の上ではお金は債務整理中でも借りられるのですが、現実はなかなか難しい問題です。

信用情報を見ると、その人が借金をどのようにして返済しているのかが履歴でわかります。

お金を貸す側からすれば、借金がなかなか返せない人にお金を貸したくないというのは、個人でも考えることです。それを事業としている企業ならば、なおさらです。

自己破産後も信用情報がキレイになればカードローンを組めるので、自己破産後にお金がない時にお金を借りる事ができます。

信用情報がキレイになればローンを組める可能性がありますが、自己破産をして信用情報がキレイになった状態をホワイトともいい、この状態だと審査で不利になってしまう事もあります。

ただし、すぐにきれいになるわけではないので、お金がないので自己破産の1年で融資ということは難しいです。

自己破産後にカードローンから借入することは可能ですが、あまり契約しすぎると再度返済ができなくなる可能性があるので、借入は出来るだけ一つのカードローンから、無理のない範囲で借入しましょう。

過去に利用していた借入先は例えば信用情報がきれいになっても借入できない可能性が高いので、利用したことがないローンに申し込みしましょう。

消費者金融には自己破産しても借りれる所はありますが、在籍確認なしにはなりません。自己破産しても借りれるプロミスやアイフル、レイクALSAなどの消費者金融は在籍確認なしにはなりませんが、電話での在籍確認を避けることはできます。

自己破産後、すぐに借り入れするのは審査の関係で厳しいですが、自己破産しても借りれるローンはあり、中には電話連絡での在籍確認なしのローンもあるので、周りの人に内緒で借りる事もできますよ。

自己破産でも借りれる消費者金融もあるので、自己破産後の借入をする場合は消費者金融の利用を検討してください。

プロミスやSMBCモビットなら即日融資も受け付けているので、自己破産後に即日でキャッシングしたい時にもおすすめです。

自己破産後に借入できる可能性があるSMBCモビットなどは、自己破産後は審査が厳しいと言われる事もあります。

自己破産記録が消えて即日融資希望なら条件的におすすめはプロミス

もし自己破産手続きから5年ないし10年以上過ぎて記録が消えていれば、銀行や消費者金融での借り入れの可能性が出てきます。

その中で即日融資を考えるならば、銀行は即日融資を行っていないため、消費者金融がおすすめです。銀行カードローンの最短融資はカードローンにもよりますが、最短で翌営業となります。銀行は消費者金融よりも審査が厳しいという口コミも。

また、消費者金融は銀行カードローンよりも金利が高めの設定となっているため、金利を重視する場合は注意してください。

自己破産後でもアイフルやSMBCモビットなどの消費者金融なら即日融資でキャッシングできます。ただし、自己破産でも借りれるローンで即日に対応している消費者金融でも確実に即日キャッシングできる訳ではありません。

また、自己破産しても借りれる大手消費者金融では、電話連絡での在籍確認なしの事も多いので、会社への電話連絡を気にする必要もありません。

大手消費者金融では、金利や限度額はこのようになっています。

消費者金融名
ブランド名
限度額 金利
アイフル
(キャッシングローン)
800万円 3.0~18.0%
アコム 800万円 3.0~18.0%
プロミス
(フリーキャッシング)
500万円 4.5~17.8%
SMBCモビット 800万円 3.0~18.0%
レイク ALSA 500万円 4.5~18.0%

限度額は、最初の申し込みからここにあるような金額を借りられることはまずないので、あまり比較せずとも構いません。

限度額は契約後に増額する事もできるので、必要に応じて増額の手続きを行なってください。

金利に関しては、最初は上限金利での借り入れになることがほとんどなので、上限金利で比べるようにしましょう。

これらの条件から見ると、プロミスがおすすめといえます。

プロミスがおすすめの理由

  • 上限金利が他社よりも低い
  • 30日間無利息期間がある(初めての方が対象)
  • アプリでの申し込みができる
  • 即日融資も可能

18歳から74歳までの方を貸付対象にしているので、70歳以上の方でもプロミスなら融資を受けられる可能性があります。ただし、安定した収入と年齢を満たしていて高校生や収入が年金のみの方はプロミスを利用できません。

収入が安定していれば、アルバイト派遣社員といった方も申し込みする事ができますよ。

大手消費者金融の金利や限度額を比較すると差異はないように見えますが、0.2%でも実際に返済をするとなると大きく違ってきます。また、無利息期間は他社にもあるので同じように感じますが、期間中の返済にもよるものの、このサービスがあるのとないのとでは返済総額が大きく変わってきます。

プロミスの無利息期間はメールアドレスの登録と書面の受け取りをWeb明細で行うことで無利息期間が適用されます。

即日融資に関しては他でも同様ですが、可能でもタイミングによっては翌日以降になることもあるので、その点は理解しておく必要があります。

プロミスの審査にかかる時間の最短は20分となっており、最短で終わればかなり早く融資を受けられます。

自己破産した方で即日融資をしたい場合は、審査を行なっている時間帯にできるだけ早く申し込みすると即日でキャッシングできる可能性が高くなります。

他にも、在籍確認にも特徴があります。在籍確認は、申込者が申告した会社に勤めているかどうかを電話をして確認することです。もちろん、消費者金融からの電話だとわからないように個人名で電話がかかってきます。

必ず行われることですが、事情によりどうしても電話が難しい企業が今は増えているため、プロミスでは申込後すぐにその旨を相談すると対応を検討してくれます。

自己破産しても借りれるカードローンはありますが、在籍確認なしにはできないので、在籍確認が不安な場合は電話連絡で在籍確認を行なっていないのでカードローンがおすすめです。

なお、プロミスも原則として電話連絡での在籍確認ではないので、自己破産後に在籍確認でカードローンの借入をバレたくない方にも向いています。

スマホをお持ちならアプリローンで申し込みから、借入や返済もできるのでぜひアプリローンを使ってみてください。

プロミス審査で詳しく解説していますので是非ご覧ください。

プロミス以外のカードローン、例えば自己破産しても借りれるアイフルなど、大手消費者金融は電話連絡での在籍確認なしになっている事が多いので、自己破産後に借りる時にバレたくない時に向いています。

審査そのものの内容は、公になっていないため比較することはできません。しかし、プロミスの審査が甘いことはないので、自己破産後に申し込みをしたとしても必ず融資を受けられる訳ではありません。

プロミス以外のローンでも、正規の金融会社が扱っているローンでは、審査が甘いという事はありません。

また、審査は個人の状況で大きく判断が変わります。そのため、ここで説明している内容は、借り入れの条件やサービスでの比較になります。

審査を考慮するならば、申込先は自分の状況をよく考えて検討してください。自己破産後はプロミス以外のカードローン、例えばアイフルなども自己破産でも借りれるローンを扱っているので、プロミスで借りれない時の借入先として検討してみてください。

自己破産でも借りれる銀行カードローンもありますが、審査は絶対通過できる訳ではないので、自己破産後のカードローンの審査に落ちた時にもプロミスやSMBCモビットはオススメです。

プロミス

プロミスはWEB完結申込なら最短3分融資も可能!アルバイト、パート、主婦、学生もOKな、新規の借入に積極的なカードローンです。

プロミス
貸付利率(実質年率)
4.5%〜17.8%
審査時間
最短3分
バレ対策
借入方法
ATM、口座振込、店頭窓口
融資額
500万円まで
担保・保証人
不要
利用可能なコンビニ
LAWSONSEVENELEVENEnet

※新規契約の方が対象

今申し込めば
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審査がある以上絶対にお金が借りられるとは限らないことは知っておく

「自己破産でも借りれる金融会社がある!」「誰でも簡単に融資が受けられる」なんていう口コミを見て、「自己破産でもお金を借りるのは簡単なんだ!」なんて思った方もいるかもしれません。しかし、世の中はそんなに甘くありません。

審査なしでお金を貸してくれる情報もありますが、審査なしでお金を貸してくれるのは詐欺の可能性が高いので、自己破産後に借入したいからといって利用してはいけません。

いわゆる闇金という違法金融会社です。最近ではソフト闇金や、金融会社ではありませんがWeb上で個人的にお金を貸しますといったものも詐欺の可能性があるので注意が必要です。

自己破産の記録が消えればお金を借りられる可能性が出てくるのは確かですが、絶対ではないことは知っておかなければいけません。その理由として審査があることと、審査の中でスーパーホワイトの場合も審査に落ちやすいと言う点です。

スーパーホワイトとは、クレジットも含めた今までのカード利用履歴がないことです。まだ成人して間もないならばあり得るのですが、ある程度の年齢を重ねた人が今の時代、例えば自動車ローンやクレジットカードなどの利用を全くしたことがないという人はほとんどいないでしょう。

金融機関では信用情報が契約終了後5~10年経てば履歴が消えることを知っているため、間近にどのカードも利用がなければ、以前にブラックと呼ばれる内容の状態があり、その後履歴が消えたのではないかと判断する可能性があります。たとえ実際に借金をしたことがなくてもです。

カードローンの審査は、申込先がどこであろうと必ずあります。そして、審査判断は金融機関によって違います。どんなに条件が良くてもどんなに収入が多かろうとも、絶対に審査に通過してお金を借りられるとは限らないことを理解しておく必要があります。

また、自己破産後にSMBCモビットなどを利用する場合、延滞履歴以外でも収入の不安定などで審査落ちして借入できない可能性もあります。

なお、審査の基準はローンによって異なるとも言われているので、一度ローンの審査に落ちた方でも別のローン審査に通る事もありますよ。

自己破産後1年で融資を受けられる可能性もある

自己破産後、多くの場合は5〜10年後に利用可能ですが、場合によっては1年後でも融資を受けられるケースもあります。さらに、その時の収入状況によっては自己破産後でも即日キャッシングを受けられる可能性もあります。

ただし、消費者金融も審査には慎重になっているため「返済方法が明確になっているか」「借り入れ希望額はどれくらいか」によって通るか通らないかが変わってきます。

自己破産しても借りれる消費者金融は、中小消費者金融がほとんどです。中小消費者金融もしっかり審査を行っていますから、在籍確認なし・審査なしとはなりません。

どうしても借り入れが必要な場合は、生活の再建に成功していることをアピールし、借り入れ額も少額なら試しに審査に申し込みをしてもよいでしょう。

自己破産後、お金がないため1年で融資を考えている方は、急いでいるあまり、闇金などの違法な金融会社でお金を借りる事がないように注意してください。

ソフト闇金と呼ばれる闇金もあり、対応が丁寧で正規の金融機関だと思うかもしれませんが、闇金には違いありません。

違法ではない中小消費者金融であっても、自己破産して間もない人への融資を行っている業者の中には法律ギリギリの高金利を設定しているケースもあります。債務整理後に高い利息で返済の負担が大きくなっては意味がありませんから、ローン以外に公的融資なども検討してみてください。

自己破産後5年経っても難しい場合がほとんど

自己破産をしても、1年ほどで借りられる可能性があると話しましたが、一つ覚えておいてほしいことがあります。それは自己破産後は基本的に5〜10年は借入ができないという事実です。自己破産をすると信用は失われます。そのため、通常であればすぐに借入をすることはできません。

ただ、1年後でもキャッシングを受けた例があるということです。実際はほとんどそのようなことはありません。やはり自己破産をしたという事実は、それだけ大きなペナルティとなります。自己破産をするのは慎重におこなわないといけませんね。

ちなみに、自己破産後5年で借入ができるのはまだいいほうです。中には十年以上経っても審査に落ちてしまうという人もいます。その理由はさまざまですが、借入をしたときの収入状況などが関係しているようです。また、自己破産理由も再度借入するときの重要なポイントになるのだとか。

そのため、自己破産をして数年経過してもなかなか審査に通らない場合が多々あります。自己破産をするということは、それだけ社会的信用を失うということなのです。自己破産をするのはくれぐれも注意をしましょう。人生を破綻させるかもしれませんよ。

また、年数が経てば自己破産しても借りれるのは確かですが、どんな会社のカードローンも慎重な審査が行われることになるでしょう。自己破産したことは信用情報を見ればある程度察せられますから、「電話での在籍確認なし」としている会社であっても、丁寧に審査を行うために職場に電話される可能性もあるのです。

自己破産後すぐに借り入れはできませんが、時間を空ければ借りることはできますが、審査によっては借入が難しい可能性もあるので、カードローン以外の方法でお金を借りる、もしくは稼ぐ方法も考えてみてください。

審査が甘いというわけではありませんが、自己破産後に借入したい場合は中小消費者金融での借入も考えてみてください。

自己破産した本人の家族はどうなるの?

自己破産した本人がカードローンの申し込みは難しくなるという、説明をしましたが家族はどうなのでしょうか?実は自己破産によって影響が出るのは本人だけです。たとえ配偶者であったとても自己破産による影響はないとされています。

そのため自己破産後にどうしてもカードローンを利用したい場合は、家族に相談してみるのもよいでしょう。ただし、家族の名義でカードローンを利用しても返済義務は当然ながら発生します。家族名義で融資を受ける場合は、その後に返済できる目処はあるのかをよく考えてから利用しましょう。

家族名義のカードローンで返済ができなくなると、名義となった方の信用情報に傷がついてしまいます。

また、家族の信用情報などに影響はありませんが、生活には大きな影響があります。持ち家の場合は、自宅を没収されてしまいます。また自家用車なども没収の対象です。そのため、持っている財産はなくなってしまいます。すべての物を捨てて再び新生活をスタートさせるというのは、かなり勇気がいる行為です。自己破産をすることで、家族の生活もいっぺんしてしまう可能性があるということは理解しておきましょう。

また、自己破産後は破産者名義で契約しているクレジットカードも解約となります。破産者に紐づけされている家族カードがあれば、そのカードも自動的に解約とされて使えなくなってしまいます。

もし家族カードを使用している家族がいるなら、自己破産前にそのことを説明しておいた方が無難です。

自己破産中でもお金を借りる方法はあるがハードルが高い

自己破産の後5~10年経ち、記録が消えればカードローンの申込先は広がり、審査に通る可能性も高くなります。上記で説明したように、絶対ではないものの大手消費者金融でもお金を借りることはできるでしょう。

しかし、まだ自己破産の記録が残っている場合は状況が変わります。それでもお金を借りることは可能です。ただし申込先は限られ、また、審査のハードルも高く厳しいことは確かです。

中小消費者金融ならば自己破産履歴があっても借りられる可能性がある

もし、自己破産手続きから5年が経過しておらず、信用情報に自己破産の履歴が残っていると、申し込みしても審査に通る可能性はほとんどありません。

ただし、中小消費者金融ならば審査に通る可能性がないわけではありません。

その理由としては、中小消費者金融は、過去の記録よりも現在を重視する傾向があるからです。消費者金融によっては即日融資も可能です。ネットで見かける「ブラックでも借りられる」という情報は、ここの部分になります。

中小消費金融の一例

  • アロー
  • エイワ
  • アルコシステム など

多くの中小消費者金融は、対面や電話で直接申込者と話し、その人の現状を見て返済ができるかどうか融資の可否を判断します。よく口コミで収入や支出についてしつこく聞かれるという話があるのは、この点からです。

ただし、これも必ずお金が借りられるわけではなく、審査に通ればの話です。当然、過去の履歴から審査そのものは厳しく、返済が難しいだろうと見られれば審査に落ちます。

中小消費者金融は審査が甘い訳ではないので、甘い審査を期待している方は注意しましょう。

審査が厳しかろうと返済の目途がありお金を借りたい時は、中小消費者金融での申し込みを検討するのも方法のひとつです。

自己破産でも借りられる中小消費者金融は、即日融資や来店不要のカードローンもあるので、急いでいる時などに利用する事も可能です。

中小消費者金融はカードローンではなくフリーローンである事も多いので、カードローンなのかフリーローンなのかよく確認してから申し込みしましょう。

中小消費者金融にもweb上のみ、郵送物なしで契約できる金融会社もあるので、バレたくない方も安心してください。

また、中小消費者金融でも無利息が適用される事もあるので、短期間のみお得に借入する事もできます。

自己破産しても借りれる中小消費者金融でも在籍確認なしにはならないので、自己破産後でお金がない時に申請するなら在籍確認についても確認しておきましょう。

SMBCモビットやレイクALSA、アイフルなどは自己破産後にでも利用できますが、審査に通らない時や不安な場合は自己破産でも借りれるローンの中小消費者金融もおすすめです。

自己破産後に中小消費者金融で借入するのであれば、借入先が安全な金融機関なのか確認してから借りるようにしてください。

中小消費者金融の利用をする場合は、申込先が正規の金融機関なのかよく確認してからの申し込みがおすすめです。

どうしてもお金を必要な時は公的支援や別の収入方法を見つける

例えば無職で収入もないなどで、中小消費者金融からお金を借りることもできない場合、どうしたらよいのか困るかもしれません。思考が止まると悪いことを考えてしまいかねません。しかし、方法はまだあるため、闇金や違法行為だけはやめてください。

また、収支管理を行ったり、節約したりなど、カードローンの借金がすでにある時にできる対策もあるので、自己破産しない為に収支管理や節約といった対策もおすすめです。

生活そのものが厳しい場合は迷わずに公的支援を求めることも大切

生活が困窮するような状態ならば、別の方法でお金を借りることを考える必要があります。その代表として公的支援があります。公的支援の他にも担保になるものがあれば、それを活用することも可能です。

  • 生活福祉資金貸付制度
  • 年金担保貸付制度
  • リバースモーゲージ
  • 保険契約者貸付
  • 生活サポート基金  など

これらは、即日融資は難しいですが相談によっては低い金利で借り入れすることができます。もちろん、消費者金融とは違いますが、相応の審査や相談があるので絶対ではありません。

この中で一番お金が借りられる可能性があるのは、生活福祉資金貸付制度でしょう。公的支援にあたる生活福祉資金貸付制度は、生活困窮者向けの貸付制度のため、債務整理中だったり他の借金にお金を使ったりはできませんが、生活に困っている場合は申請することができます。

自己破産の免責確定後ならば、状況によっては申し込みできます。申し込み、相談先は各自治体の社会福祉協議会になります。

消費者金融と違って信用情報の照会なし・在籍確認なしで借りられるのが特徴ですが、審査にはかなり時間がかかります。必要書類も住民票や所得証明書など複数を用意する必要がありますから、公的支援を頼るなら早めに手続きを始めましょう。

どちらかといえば高齢者向けとなっているのが、年金担保やリバースモーゲージです。リバースモーゲージとは、自宅を担保にして生活費を借りることです。債務者(借入者)が亡くなってから担保の自宅を処分して返済に充てる借入方法です。

保険契約者貸付は、契約している保険の解約返戻金を担保にお金を借りることです。対応している保険に加入していることが必要ですし、契約者しか使えないシステムのため、利用するのは難しい人もいるでしょう。

生活サポート基金とは、多重債務者、収入のない人など経済的に困窮している人の支援の事業を目的とした一般社団法人で、社会的弱者のために低金利での貸し付けを行っています。ただし、連帯保証人が必要だったり、対象者が関東圏のみで全国に対応していなかったりなど、誰もが申し込みすることができないのが難点でしょう。

なお、公的支援の中にはすでに受付が終わってしまっている支援もあるので、申請する時は受付期間の確認をよく行なってください。

自己破産後は銀行ローンを組めない?

自己破産後に銀行ローンを組みたいと考えている方も多いでしょう。しかし、銀行ローンは一般的な消費者金融よりも審査が厳しいことで有名です。そのため、銀行ローンを利用するのはハードルが高いと言わざるをえないでしょう。

消費者金融は不安だから銀行ローンをできる限り利用したい!なんて思う方もいるでしょうが、不用意に申し込むのは危険です。銀行ローンに申し込むこと自体はもちろん可能です。しかし、仮に審査に通らなかった場合、再び申し込みをするのが難しくなってしまいます。

できる限り審査に通る確率を上げたいのであれば、消費者金融のほうがいいかもしれません。というのも、消費者金融は様々なケースに柔軟に対応してくれるためです。審査を甘くしてくれるということはないでしょう。

しかし、さまざまなレアケースやお客さまの状況に対応してくれます。少額だけどうしても借りたい、アルバイトを始めたばかりで勤務実績が少ない、学生、専業主婦など、あらゆる人に融資をしてくれます。誰でも簡単に借りられるとは言えませんが、銀行ローンよりも利用しやすいのが事実です。

消費者金融であれば電話での在籍確認なしで自己破産しても借りれる可能性がありますが、銀行はほとんどの場合、電話連絡が行われます。周囲にバレずにお金を借りたいと考えている人は特に、審査に融通の利きやすい消費者金融が適しているでしょう。

つまり、自己破産をしても時間が経過すれば銀行カードローンも利用できる可能性はありますが、審査は厳しい傾向にあるので、自己破産後に借入するなら消費者金融にまず相談してみてください。

もちろん、自己破産からある一定の期間を空ければ借入が可能となります。しかし、何か特別な理由がない限り、金融会社を利用するほうがいいかもしれませんね。できるなら、「比較的審査が甘い」と口コミで言われている金融会社を選ぶとよいでしょう。ただし、審査が甘くても必ず通るとは限りません。

信用情報に傷がある方は通る可能性が低くなります。信用情報の傷というのは、お金に関する何らかの悪い履歴のことを言います。延滞履歴、他社から多額の借入をしている、過去に審査に通らなかったなどなど。信用情報に傷をつける要素はたくさんあります。

そのため、ご自身では気づかないうちに信用情報に問題が発生していた!なんていう場合も。信用情報に不安がある場合は、ご自身で確認することもできます。各信用情報機関は本人へも情報を掲示してくれます。

審査に通るか不安、審査に通るかを見極めたいという人は信用情報を一度見てみるといいかもしれません。信用情報を見るためには以下の信用情報機関に問い合わせてみましょう。全部で3つの機関があります。JICC、CIC、KSCです。開示請求は思っているよりも簡単におこなえます。不安がある方は、ぜひとも検討してみましょう。

身近なものを処分すれば一時しのぎにはなるが可能ならば働く方が良い

自己破産をしても仕事はしているはずです。ただ、労働環境が良くなくて収入面で厳しいような状態ならば、別の就職口や収入を得る方法を検討する必要があります。

また、身近に処分できるものがあれば、それを売ってお金に変えることも一時しのぎではあるものの有効です。取り立てての形になりますが、収入を得る方法としてはいくつかあります。

  • 質屋
  • ネットショップ
  • 在宅ワーク・YouTubeなどの副業
  • 日雇いバイト
  • 治験のバイト

治験のようにまとまったお金が手に入る方法もあれば、在宅ワークなど少額収入から始まる方法もあります。それぞれにメリットデメリットがあります。YouTubeも有名人のような稼ぎになるのはごく一部で、多くの人はなかなか高収入までにはつながらないため、ある程度の覚悟が必要です。

副業や在宅ワークでお金を稼ぐ場合はクラウドソーシングを利用すれば副業や在宅ワークを見つけられます。

ただし、今はサラリーマンでも副業を認められている会社もあるように、収入を得る方法は増えてきている状況です。自分に合った方法を見つけるのは容易ではないでしょうが、必要な金額によってはこれらの方法も一案ではないでしょうか。

また、質屋は不要なものを売るだけでなく、お金を借りることもできます。貴金属やPCなど、担保にできるものがあれば、「質入れ」と言って質屋に預けることでお金を借りられます。

債務整理中の場合、自己破産しても借りれる金融業者を見つけることよりも副業を見つけることの方が簡単です。最近はアプリなどで簡単に、休日や数時間の空き時間で単発バイトを探すこともできますよ。

お金を借りるわけではないため、もちろん在籍確認などはありませんし、中には履歴書・面接なしで働ける仕事もあります。

闇金のターゲットは自己破産者!絶対に借りてはいけない

上項で、中小消費者金融でも借り入れられる可能性があることを説明しましたが、実は申し込みする前に注意があります。

中小消費者金融は大手ほどの知名度がないため、多少名前の知られた企業もあるものの企業名すら知らない人もいるでしょう。そのため、闇金との見分けができなことがあります。借り入れの申し込みをする前に、正規の企業かどうかをよく調べてから申し込みをするようにしてください。

ソフト闇金と呼ばれる金融機関もありますが、闇金に違いはないので利用しないようにしましょう。

  • 金利が法律に則っているか
  • 貸金業者として行政への登録番号があるか
  • 貸金業協会に加盟しているか
  • 悪徳業者としての情報はないか
  • 審査はあるか

闇金と中小消費者金融との見分け方としては、これらが参考になります。闇金は、多重債務者をターゲットにすることも多いため、申込時に「審査がない」「審査が甘い」ということが多いです。どんな小さな業者でも審査は必ずあるので、あまりに甘い言葉で誘ってくる業者は避けるようにしましょう。

経済的に困ると闇金から借りてしまおうと考える人もいますが、闇金から借りるとさらに深刻な事態に陥りかねません。絶対に闇金からはお金を借りないでください。特に「自己破産後でも即日キャッシングOK」などと、キャッチコピーを掲げている会社は要注意です!

自己破産後に借入ができる消費者金融は多数存在します。実際に自己破産後に借入を利用している人もいます。ただ、簡単に無条件で貸してくれる消費者金融は存在しません。その点を十分に注意しましょう。借金をせっかく免除してもらったのに、さらに苦しい思いをするかもしれませんよ。

闇金ではなくSNSや掲示板を使って個人間での融資を行っている事もありますが、個人間での融資も詐欺などに遭う可能性があるので、利用はおすすめできません。

自己破産は気軽におこなうものではないということを、覚えておきましょう。

どうしてもおこなう場合は、よく考えてくださいね!その後の人生を左右する重大な決断だということを覚えておきましょう。自己破産によって人生が悪くなる可能性もあるということを十分に理解しておきましょう。

自己破産してもお金を借りるのは可能。ただしよく考えることが大切

自己破産とは、債務整理の中のひとつで財産処分などのデメリットはあるものの、借金そのものはなくなります。そのため、自己破産は広範囲で見るとお金を借りることができます。しかし、自己破産の手続き中は、お金を借りることはできません。もし行ってバレたら自己破産の免責がおりなくなってしまいます。

自己破産決定後で信用情報の自己破産の記録が消えていない場合は、銀行や大手消費者金融での借り入れは厳しいでしょう。借入先は限られるため、よく考えて申し込みをしましょう。闇金との見極めも大切です。

それでもお金を借りられず生活が苦しいのであれば、他の債務整理と違って借金そのものはなくなっているので、公的支援や収入方法を検討するなど別の方法を検討してみてください。繰り返しますが、闇金だけは手を出さないようにしましょう。

一番良い方法としては、信用情報に自己破産の記録が消えた後にお金を借りることです。その場合は、絶対ではないものの大手消費者金融での即日融資も不可能ではないでしょう。自己破産でも借りられるカードローン会社はあります。ご自身の収入状況を客観的に照らし合わせてから、借入を検討してください。

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